こんにちは。管理人の小夏です。
このブログでは、ネット上にあふれる副業案件やネットビジネスについて徹底調査し、本当に稼ぐことが出来る優良オファーかどうかを検証をしております。
「ながらくん」で稼げるかどうかを徹底的にリサーチしましたのでぜひ参考にしてください。
ながらくん概要
まずはランディング(紹介ページ)からどのような内容なのか調べていきます。
ながらくんのビジネスモデルは?
ながらくんの概要を以下にまとめました。
- 「協力金10万円」をプレゼントされる
- 3日ごとに4万円稼げる最新の投資システム
- 1年のテスト期間では63名のモニター参加者全員が3日ごとに4万円を稼ぎ続けた
参加方法は以下の通り、簡単にすぐに登録できます。
- メールアドレスを登録
- LINE登録をして動画を最後まで視聴する
- ながらくんを無料で受け取り3ごとに4万円を稼ぐ
ながらくんを利用した方々の紹介がありますが、このスマホ画像だけでは本当に稼いでいるのかわかりません。
最新の投資システムということですが具体的な内容が記載されていないので、詳細は不明です。
「1年のテスト期間では63名のモニター参加者全員が3日ごとに4万円を稼ぎ続けた」ともあるのですが、テキストで記載されており、具体的な実績の記載がされていないので信ぴょう性に欠けます。
ランディング(紹介ページ)を読む限り、実際のビジネスモデルは不明です。
【仕事内容やその頻度、いったいどこから収入が得らえるのかという収益発生の仕組み、収益の受け取り方法】までが明確にならないと個人情報登録や料金支払いをするのは危険が伴います。
これはもしかするとまた悪質な案件?と不安になりますね。
検討している商材が優良なものか、悪質なものか、見分けるもののひとつとして、特定商取引法(特商法)の記載内容の確認をしましょう。内容に不備がなく記載されているかどうかを確認することは非常に大事です。それでは実際に見て参りましょう。
ながらくん特定商取引法
情報商材を検討する際は、必ず業者が提示する特商法を確認することが重要です。
以下はサイトに記載されていた特商法の表記(重要部分を抜粋)です。
運営者名 | センタービレッジ合同会社 鈴木優次郎 |
---|---|
メールアドレス | [email protected] |
所在地 | 東京都品川区西五反田8-2-5-4F |
電話番号 | 080-9675-4857 |
HP | 記載なし |
私は特商法が確認できる場合、販売事業者名や代表者名、所在地などを調べるようにしています。良くも悪くも評判というものはすぐに判明しますし、何かしらの情報を得られることが多いです。
国税庁の法人番号サイトで令和3年3月に設立された会社であることが判りました。
所在地を調べるとレンタルオフィス、電話連絡先が固定電話ではなく携帯電話です。
レンタルオフィス、携帯電話のみのセットは今までたくさんの案件を調べてきましたが、稼げない悪質案件を扱っていることが多いです。
また当ブログでも検証した【INFINION(インフィニオン)】を扱っている会社と判明しました。
【INFINION(インフィニオン)】より抜粋
INFINION(インフィニオン)に実際に登録してみたいと思います。
LINE登録すると、責任者の市川彩子という人物からメッセージが届き、動画ページに案内されます。
動画へのコメントを入力するとインフィニオンのダウンロードページが届きましたが、ウェブサイトにログインするだけでした。
FXでよく見るデモ(体験版)画面ですので、投資金として10万円が入っていますがなにひとつ動かすことはできません。
表示された利益を引き出すには高額な手数料が必要と促されることが多いので、今回もそのように思われました。
広告の通りに稼げる可能性が低いと私は判断します。他サイトでも酷評されている現状ですので十分注意しましょう。
センタービレッジ合同会社が販売しているINFINION(インフィニオン)は上記のような結論を出させていただきました。
特定商取引法とは
(詳しく知りたい方は消費者庁HPへ)
これを書いていないということは、
・トラブルを起こす可能性が大きい
・消費者を守るつもりなどない
・詐欺である
という意味に繋がります。
実際、連絡が取れなくなり音信不通になる悪徳業者もいます。情報商材を選ぶときには、特商法の表記があることを必ず確認しておきましょう。
悪質案件は特商法の表記を書いているにも関わらず、肝心の商材価格を最後まで隠し続ける傾向があります。
それも商法の一つではありますが、結果、情報商材は詐欺ばかりという噂ができてしまうのです。本当に稼げる案件であるならば、宣伝方法を変えるべきだと思います。
ながらくん評判やクチコミ
ながらくんネット上のクチコミまとめ
本案件について、ネットで見つかったレビューをまとめておきます。
「稼げた」などの評判の良い口コミは一切確認できず、逆にながらくんに対して注意喚起を行うサイトがたくさん見つかりました。
また「高額バックエンドに注意!」といった情報は散見されました。
本当に稼げるシステムであれば実践者の良いクチコミがあると思います。
ながらくんのランディングページにはすでに実践された方々の稼げた声が多数掲載されていますが、実践者の口コミは見つからないのは不信感が募ります。
ながらくんは稼げた情報がどこにもない
本当に稼ぐことができる案件には、それ相応の評判が存在します。
逆にある程度の稼げた情報が見つからなければ、その案件は稼げない可能性が高いです。
大金を稼ぐことができれば、情報は簡単に回ると思うのですが、どうやらネット上に喜びの声は無い様子です。
そのような案件に手を出すことはオススメできません。
情報商材を購入する際は、ぜひ評判をかき集めてください。
やるだけやれば、仮に稼げなかったとしても一経験として後悔も少ないでしょう。
ちなみに、サクラには気をつけてください。
この商材名で検索するとたくさんのサクラサイトが見つかりました。
情報商材の世界にはサクラもたくさんいますので、見極める目を鍛えましょう。
基本的に、サクラはサイトURLへの勧誘を行っていますので分かりやすいです。
ながらくんに登録して調査してみる
色々調査してみましたが、まだまだ不透明で分からないところが多いので、ながらくんに実際に登録してみたいと思います。
ランディングページにて「メールアドレスの登録」をします。
副業案件を調査していて最近多いのですが、LINE登録する前にまずはメールアドレスの登録が必要になるのです。
昔からメールアドレスはリスト化して売買されてきましたが、それでも1件あたり格安でした。
別の情報商材の勧誘に使われると思われますので、メールアドレスといった個人情報は安易に登録しないほうが良いと思います。
メールアドレスの登録後は、公式LINEアカウント「高橋菜々美」という人物の友達登録を要求され、すぐに以下の長文メッセージが届きます。
そして、前代未聞となる大型プロジェクト「ながらくん」の第1話の動画を見るよう促されます。
約30分に渡り「高橋菜々美」という人物が1年間で10万円を1億円にしたという逸話やこのシステムでいかに稼げるか、といった話が続きます。
動画を見ていくと、ながらくんを始めるには初期費用として10万円が必要と判りますが、第1話動画を見てコメントを送ると協力金10万円を受け取る権利があるとのこと。
コメントを入力し、名前とメールアドレスを入力すると「初期費用10万円構築マニュアル」が送られてきました。
内容は「協力金10万円」とは現金で受け取れるのではなく、「自己アフィリエイトで稼ぐマニュアル」でした。
自己アフィリエイトで自分で稼いで10万円の初期費用を作ならければなりません。
私も過去に経験がありますが、1件あたり良くて数百円程度ですから、10万円を作るのにいったいどの程度の時間が必要でしょうか。
というわけですので、協力金10万円をあてにするのは辞めたほうがよいと思います。
翌日、第2話の動画が送られてきて、こちらもすぐに見るように促されますが、約20分に渡りロジック等の説明をしています。
そして3日目には第3弾の最終章動画が送られてきます。
登録後3日間に渡って長文メッセージと計1時間以上に渡る3本の動画を送ってきました。
トレード画面にはすでに投資金として10万円がはいっていました。
ところがどこをタップしてもなにか動くわけではなく単なるトライアルの画面のようです。
結局このトライアル環境では入出金ができず、本番の環境に申し込みが必要だとわかりました。
申し込みが無料で行えるとは思えず、高額なバックエンドが控えていると予想されます。
ながらくんの有料商材【追記】(2022年2月21日)
ながらくんの有料商材について追記いたします。
登録してからというもの、3日以上に渡って動画やメッセージが送られてきました。
【実質無料(0円)!!】とここまでそうおっしゃっていましたが、ここでも同じように明記されています。
ながらくんは完全無料で提供するが、「ながらくんを使用するにあたっての内部コンピュータのサーバー補強費用」が必要になったとのことです。
サーバー補強費用として198,000円から協力金100,000円を差し引き、98,000円を投資する必要があると判明しました。
情報商材のバックエンドではなく、サーバー補強費用として事前に支払う必要があります。
かなりのボリュームを数日間にわたり小出ししてきましたが、これは『プロダクトローンチ』ではないでしょうか。
情報商材を販売するにあたって『プロダクトローンチ』という手法がよく使われます。
プロダクトローンチ
「商品の販売前から商品を買ってくれるであろう見込み客を集め、定期的な情報を伝えて購買意欲を高めた上で商品のセールスを仕掛け、一定期間に爆発的な売上をつくる販売手法」です。
- 誰でも簡単に稼げると思わせる
- 見込み客のメールアドレスやLINEを登録させる
- 動画やメッセージで小出しに情報を出して信じさせる
- 個人情報を登録させる
- 見込み客が信じたころに高額商材を売りつけてくる ← いまここ
- 販売後は返品・返却に応じず、連絡さえ取れなくなる
悪用する手口に共通しているのは「商品をすぐには売らない」ということです。
ながらくん検証結果
上記の案件は結論として、悪質案件である可能性が大きいと予想されます。
この案件が信用できない点として、
など、複数の怪しい一面が見られることから、私は本案件をオススメしません。広告の通りに稼げる可能性が低いと私は判断します。他サイトでも酷評されている現状ですので十分注意しましょう。
稼ぐことはおろか、迷惑メールが届くようになる、個人情報が抜き取られるなどのリスクも考えられますので、登録する際にはよくよく考えて行っていただきたいと思います。
「10万円差し上げます」というオファーがありますが本当なわけありません。必ずと言っていいほど悪質案件です。
また最近多いですが、悪質案件を繰り返す人はたくさんいます。
LPはいかにも正統派で真面目を感じさせるものですが、誇大広告であることや、根拠の出どころを見逃してはいけません。
あとは調べましょう。今回もそうですが、調べれば危険度がわかってくるので。
あなたがこうして当ブログを見てくれているように、気になる案件はとことん調べて知識を鍛えましょう。そのうち「稼げる商材」とは何か、わかってきます。
情報商材を見抜くポイントとは
情報商材を選ぶ際にご注意いただきたいポイントを見ていただきたいと思います。
甘い言葉には注意!
世に蔓延る悪質な情報商材をご存知でしょうか?
努力しても結果が出ないような情報商材を高額で販売したり、悪質案件だらけのコミュニティに誘導したりする案件を、私は悪質案件と呼んでいます。
毎日数え切れない人が悪質案件の被害に遭っているのが現状です。そして情報商材はその性質上、返金等が難しいです。
集団訴訟の話などよく耳にしますが、基本は買い手が弱い立場であることに変わりはありません。後から後悔しても遅いと肝に銘じておきましょう。
彼らは誇大広告をテンプレとしています。
どんな情報商材でも働くことと同等の努力が必要になります。簡単に稼げる案件があると思っている方は考えを改めましょう。
本当にたくさんの悪質な案件が横行しており、当ブログ内だけでも数え切れないほどの案件をレビューしています。
(最近だと「スタンプ(STAMP)」)
しかしネット初心者はそんな甘言に騙されてしまいますので、悪質案件は絶えることがないのです。
多くの案件を見てきた私からして宣伝手法はとても重要なポイントになりますので、興味がある方は注意してください。
稼げた証拠写真は信用できない
最近の悪質案件の大半は「稼げた証拠」を用意しています。中身は必ずと言っていいほど、通帳やらスマホ画像やらの数字です。
絶対に信用してはいけません。なぜなら、稼いだ証拠にはならないからです。現代では写真の加工や創作も簡単にできます。
私個人の意見ですが、情報商材の世界では、証拠なんて無いようなものです。
だって情報ですから。目に見える形にはなり得ませんので、仕方のない部分です。
じゃあどうやって信じれば良いのか、、、それはネットの口コミです。
一つじゃダメです。目を皿にしてできるだけ多く探して下さい。そうして集まった情報から自分で判断するしかないのです。
それでも裁判などの訴訟措置がありますがお金を取り返せていない人がほとんでしょう。
偶然でもこの一文を読んでくれた方々が、少しでも幸せに近づけることを期待しています。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
管理人 小夏